シドニー五輪銀メダリスト中村真衣氏、来夏参院選の自民候補に応募

AI要約

新潟県長岡市出身のシドニー五輪銀メダリスト中村真衣氏(44)が自民党新潟県連の候補者に応募。

中村氏は水泳で活躍し、引退後は水泳教室を開催していた。

中村氏の擁立は県民の期待に応え、候補者公募が進行中。

シドニー五輪銀メダリスト中村真衣氏、来夏参院選の自民候補に応募

 新潟県長岡市出身で2000年のシドニー五輪銀メダリストの中村真衣氏(44)が、来夏の参院選新潟選挙区(改選数1)に向けた自民党新潟県連の候補者に応募したことが6日、中村氏の事務所への取材で分かった。

 中村氏はシドニー五輪の100メートル背泳ぎで銀メダルに輝き、400メートルメドレーリレーで銅メダルを獲得した。07年に現役を引退し、長岡市内を含め全国各地で水泳教室を開いてきた。

 事務所担当者によると、中村氏は5日付で応募書類を発送したという。現役を引退した当時から議員になる目標を抱いていたといい、候補者に内定した段階で記者会見を開くとしている。

 県連内には、「政治とカネ」を巡る県民からの厳しい声を受け、イメージを刷新できるとして、中村氏の擁立を模索すべきだとの意見が強まっていた。

 6日に新潟市内で開かれた県連大会で、岩村良一幹事長は「選挙で勝てる候補を選定していきたい」と述べた。候補者公募は20日まで行われる。

 来夏の参院選新潟選挙区を巡っては、立憲民主党県連が現職の打越さく良氏の再選に向け、党本部へ公認を申請した。(井上充昌)