業者側役員が現金供与持ちかけか 贈賄容疑で書類送検へ、岐阜県警

AI要約

岐阜県池田町の前町長が収賄容疑で再逮捕され、電気工事会社の男性代表取締役が現金供与を持ちかけた疑いが浮上。

前町長は指名競争入札で業者名を漏らし、現金を受け取った容疑で再逮捕。

男性は証言し、岡崎容疑者の自宅で現金を手渡した経緯が明らかに。

 岐阜県池田町の前町長岡崎和夫容疑者(76)が収賄容疑で再逮捕された事件で、同県大垣市の電気工事会社の男性代表取締役(62)が現金供与を持ちかけた疑いがあることが2日、捜査関係者への取材で分かった。県警は現金100万円を岡崎容疑者に渡したとする贈賄の疑いで男性を近く書類送検する方針。

 岡崎容疑者は、町立保育園のエアコン設置工事の指名競争入札で、秘密事項となっていた指名業者名を男性の会社に漏らした疑いで逮捕され、男性から現金100万円を受け取った疑いで再逮捕された。

 捜査関係者によると、男性は2022年2月に岡崎容疑者の自宅で現金を手渡したとみられ、贈賄容疑を認めているという。