大分県日田市の国道386号、花月川で橋脚が傾き全面通行止め…大雨での増水の影響か

AI要約

大分県日田市の国道386号で、花月川に架かる三郎丸橋の橋脚が傾き、全面通行止めになった。

橋の傾きは雨の影響とみられ、崩落の恐れがあるため県が対応を取っている。

橋の周辺は雨で増水し、橋脚の傾き原因として疑われている。

 2日午後2時頃、大分県日田市の国道386号で、花月(かげつ)川に架かる三郎丸橋の橋脚が傾き、車が通れなくなっていると110番があった。6月末からの雨の影響とみられ、県などは崩落の恐れがあるとして全面通行止めにした。

 県日田土木事務所によると、橋はJR日田駅の西約3キロの同川下流域にあり、全長約71メートル。二つある橋脚のうちの一つ(高さ約7メートル)が上流側に傾き、道路が波打つように変形した。人的被害の情報は入っていないという。

 気象庁によると、同市中心部では同日午後5時までの72時間で270ミリを超える雨が降った。同事務所は「増水した影響で橋脚が傾いた可能性がある」としている。