ユーチューバーらが返礼品を宣伝 「沼津ふるさと応援隊」が発足

AI要約

沼津市が「沼津ふるさと応援隊」を立ち上げ、SNSで情報発信力のあるメンバー5人を任命。各メンバーが沼津の魅力やふるさと納税の返礼品をPRする意気込みを語る。

「燦々ぬまづ大使」に加えて10代、20代にもアピールするため応援隊を設立。バイク女子ユーチューバーやカフェイラストレーターなどが参加し、沼津市を盛り上げる取り組みが始まった。

各メンバーは自身の得意分野を活かし、沼津の楽しさや美味しい店を発信。沼津市の魅力をSNSを通じて幅広く伝える取り組みが展開されている。

ユーチューバーらが返礼品を宣伝 「沼津ふるさと応援隊」が発足

 ユーチューバーやネット交流サービス(SNS)での情報発信力がある人に沼津の魅力や、ふるさと納税の返礼品を宣伝してもらおうと、静岡県沼津市は1日、「沼津ふるさと応援隊」を立ち上げ、メンダコがバーチャルユーチューバーになったという設定の西浦めめちゃんなど5人を隊員に任命した。市役所で発足式が開かれ、ディスプレー越しに参加した西浦めめちゃんは「食レポが得意。西浦地区はじめたくさんのおいしい返礼品を紹介したい」と意気込みを話した。

 沼津市には、ゆかりの著名人に沼津の魅力をPRしてもらう「燦々ぬまづ大使」が既にあるが、SNSの普及などを背景に、10代、20代にも伝わる人をと応援隊を発足させた。

 バイク女子ユーチューバーのせんちゃんは「せんちゃんと行く沼津市街地お散歩ツアー」が現地体験型のふるさと返礼品として採用されたばかり。「自分のツーリング体験を発信することで沼津の楽しさを伝えたい」と話した。カフェやレストランのスイーツをイラストにしてインスタグラムで発信しているmokoさんは「食欲を刺激するイラストを描き、おいしいお店を紹介するお手伝いをしたい」。雑貨店hal店主の後藤由紀子さんは「アジフライのおいしい店など沼津のいいところを発信したい」と話した。

 また、沼津ご当地アニメ「ラブライブ!サンシャイン‼」の聖地ガイドブックを企画した経験がある書店リバーブックス店主の江本典隆さんは「店内を沼津の魅力と産品を紹介する観光案内所的スペースにしたい」と意気込みを話した。【石川宏】