藤井棋聖、新たな偉業に地元沸く 愛知・瀬戸のファン喜びひとしお

AI要約

藤井聡太棋聖が棋聖戦5番勝負第3局でタイトル防衛を果たし、永世称号を史上最年少で獲得。

先月の叡王戦で陥落した後の偉業達成に地元・愛知県瀬戸市のファンたちも大喜び。

瀬戸市では市民がカフェや商店街で対局中継を見守り、勝利を祝った。

 将棋の七冠を持つ藤井聡太棋聖(21)が1日、棋聖戦5番勝負第3局でタイトル防衛を果たし、史上最年少で「永世称号」獲得を決めた。先月の叡王戦5番勝負に敗れ、八冠から陥落したばかりだっただけに、新たな偉業達成に地元・愛知県瀬戸市で対局を見守ったファンたちの喜びもひとしおだった。

 瀬戸市中心部の市民交流センターにあるカフェには約30人が集まり、挑戦者・山崎隆之八段(43)との対局中継が映し出されたテレビ画面を食い入るように見つめた。棋聖の勝利が決まると拍手がわき起こり、近くの商店街ではくす玉を割って勝利を祝った。