永世称号の藤井聡太棋聖「今後の活躍が問われる」 初タイトルから4年での偉業 ヒューリック杯棋聖戦/将棋

AI要約

藤井聡太棋聖がヒューリック杯第95期棋聖戦で永世称号資格を獲得した。

藤井棋聖は永世称号獲得について感謝のコメントを述べた。

将棋界の偉大な先輩棋士たちと比較して、今後の活躍に注力する意向を示した。

永世称号の藤井聡太棋聖「今後の活躍が問われる」 初タイトルから4年での偉業 ヒューリック杯棋聖戦/将棋

将棋の藤井聡太棋聖(21)=竜王・名人・王位・王座・棋王・王将との7冠=が1日、名古屋市中区の「亀岳林 万松寺」で指されたヒューリック杯第95期棋聖戦五番勝負(主催・産経新聞社など、特別協賛・ヒューリック)の第3局で先手の山崎隆之八段(43)を100手で下し3連勝。5連覇を達成し、タイトル戦の永世称号資格獲得の史上最年少記録となる21歳11カ月で「永世棋聖」(通算5期)の資格を獲得した。

終局後、藤井棋聖は「棋聖戦は初めてタイトルを取ることができた棋戦でもあります、いろいろ思い出も多いので、棋聖戦で永世称号を獲得できたのはうれしく思います」とコメント。再び新たな最年少記録を樹立したことには、「あまり意識していることではなかったんですけど、永世称号に関して今回が最初のチャンスであったので、つかむことができてうれしく思います」と語った。

永世称号を持つ偉大な先輩棋士の中に自身の名前が刻まれ、「もちろん光栄なことだと思っていますけど、同時に今後の活躍が問われるのかなと思っています」と気を引き締めていた。