藤井聡太七冠(21)笑いをこらえる一幕も… 前夜祭での名古屋市 河村たかし市長の発言に 棋聖戦第3局
藤井聡太七冠が棋聖戦で2連勝している。第3局は愛知で開催され、山崎隆之八段が挑戦している。
藤井七冠は地元愛知で大一番を戦い、ファンからの期待も高い。
藤井七冠は全力を尽くして良い将棋をする意気込みを語る。忙しい前夜祭も行われた。
棋聖戦五番勝負は、藤井聡太七冠(21)がこれまで開幕から2連勝。第3局は地元・愛知で7月1日午前9時に始まり、山崎隆之八段(43)が挑戦しています。
■藤井七冠 地元愛知で大一番
(藤井七冠のファン)
「東京から来ました。やっぱり勝ってほしい」
(藤井七冠のファン)
「福井から来ました。より一層気合を入れ直すような雰囲気がありそう」
6月30日、大一番を前に藤井七冠と山崎八段はまず、対局場となる名古屋市中区大須の「万松寺」本堂の1階で記念撮影をしました。
■「地元の人に注目していただける機会。全力を尽くしたい」
その後、不動堂で必勝祈願。
そして「検分」の時間となりました。
(藤井七冠)
「(照明を)落とすと暗くなりますかね」
対局室の空調や、使う駒などを確認。その後、藤井七冠は意気込みを語りました。
(藤井七冠)
「地元の人に注目していただける機会でもあるので、いい将棋をできるように全力を尽くしたいと思います」
忙しく「前夜祭」の時間となりました。愛知県の大村秀章知事や名古屋市の河村たかし市長の姿も。
■笑いをこらえる!? 藤井七冠
(名古屋市・河村たかし市長)「(将棋は)91マスありますけれど」
(観客)「81や!」
(河村市長)「九九81。失礼しました」
思わず笑いをこらえる藤井七冠。さらに。
(河村市長)「最終的には絶対的な最善手というのは発見されるんかね?」
いつものように、河村市長の口から何が飛びだすかと思いきや…といったところでしょうか?リラックスした表情も確認できました。
■藤井七冠「一手一手考えて良い将棋をする」
さて、1日に勝てば、史上最年少での「永世称号」の資格獲得です。引退後に名乗ることができる「永世称号」は別格のタイトル保持者の証。「棋聖戦」では5回タイトルを獲得すると「永世棋聖」の称号が与えられます。
6月20日の叡王戦でははじめてタイトルを失った藤井七冠ですが、6月30日まではどう過ごしていたのでしょうか?