蓮舫氏、神宮外苑再開発の是非問う「都民投票」実施と公約 都知事選

AI要約

元参院議員の蓮舫氏が都知事選で都民投票の実施を追加公約に掲げた。

再開発計画に対する賛否を問う都民投票条例案を都議会に提案する意向を示した。

神宮外苑再開発は三井不動産や明治神宮の計画で、樹木伐採を伴い反対論が根強い。

蓮舫氏、神宮外苑再開発の是非問う「都民投票」実施と公約 都知事選

 東京都知事選(7月7日投開票)に立候補している元参院議員の蓮舫氏(56)は29日、民間事業者が進める明治神宮外苑の再開発について賛否を問う「都民投票」の実施を追加公約に掲げた。神宮外苑で報道陣に明らかにした。

 追加公約によると、再開発の賛否を全都民に問う都民投票(住民投票)の実施を条例案として都議会に提案するという。蓮舫氏は「『本当にこのまま開発を進めますか』と都民に聞きたい。民意を背景に、事業者と真摯(しんし)に向き合いたい」と話した。

 神宮外苑再開発は三井不動産や明治神宮などが計画。神宮球場と秩父宮ラグビー場の位置を入れ替えて建て替え、超高層ビル2棟を新設する。昨年2月に都が事業を認可しているが、大量の樹木伐採を伴い、根強い反対論がある。【白川徹】