岸田首相、夏には在職記録続々更新 東条、近衛、大隈抜き戦前含め歴代13位に

AI要約

岸田文雄首相は、1000日の在職記録を迎える。歴代首相の記録を更新し、自民党総裁任期末には13位になる見込み。さらに再選されれば6位まで上昇する可能性がある。

歴代首相の在職日数を更新するペースは着実で、山県有朋、岸信介、西園寺公望、池田勇人、中曽根康弘、小泉純一郎氏と順位を上げていく見込み。

岸田文雄首相の今後の記録更新は今年の9月の総裁選結果に左右される。確固たる政治姿勢とリーダーシップが問われる。

岸田首相、夏には在職記録続々更新 東条、近衛、大隈抜き戦前含め歴代13位に

29日に首相在職1000日を迎える岸田文雄首相は今夏、次々と歴代首相の通算在職記録を塗り替えることになる。

4月23日に橋本龍太郎を抜いて戦後単独8位となった岸田首相は、この時点で戦前も含めた64人の歴代首相のうち17位に、5月4日に松方正義を抜いて16位となった。

さらに7月8日に東条英機に並んで15位(在職1009日)、8月3日に近衛文麿に並んで14位(同1035日)、同月8日に大隈重信と並んで13位(同1040日)となる。

9月末の自民党総裁任期を全うして退任した場合、これ以上の記録更新はない。ただ、総裁選に立候補して再選を果たした場合は、11月9日に原敬に並んで12位(同1133日)になる可能性がある。

以後、令和7年1月25日に山県有朋に並んで11位、2月25日に岸信介に並んで10位(戦後7位)、8月3日に西園寺公望に並んで9位となる見込み。

8年1月25日には、自身も会長を務めた宏池会の創設者である池田勇人に並んで8位(同6位)、同年9月13日に中曽根康弘に並んで7位(同5位)、9年3月6日に小泉純一郎氏に並んで6位(同4位)となる計算だが、全ては今年9月の総裁選対応次第となる。