財務省次官に新川浩嗣氏 神田真人財務官も退任、三村淳氏が後任

AI要約

政府は28日、財務省の幹部人事を決定した。茶谷栄治事務次官の後任に新川浩嗣主計局長を起用することや、神田真人財務官の退任、三村淳国際局長の後任などが含まれる。7月5日、7月31日付で発令される。

神田真人財務官は3年間の任期中、円安の説明や為替介入の責任者を務めてきた。市場では神田氏の退任が注目されていた。

幹部人事の変動が日本政府の組織に影響を与える可能性がある。新たな人事で政策や立場がどのように変化するかが注目される。

財務省次官に新川浩嗣氏 神田真人財務官も退任、三村淳氏が後任

 政府は28日、財務省の茶谷栄治事務次官(61)の後任に新川浩嗣主計局長(61)を起用するなど幹部人事を決めた。7月5日付で発令する。

 国際部門トップの神田真人財務官(59)も退任し、三村淳国際局長(57)が後任となる。7月31日付で発令する。

 神田氏は2021年7月から3年にわたり財務官を務め、円安が進むたびにメディアに対し、日本政府の立場を説明した。4~5月に実施した円買い・ドル売りの為替介入では責任者を務めた。市場では、神田氏が退任するかどうか注目されていた。【山下貴史】