5月の熱中症搬送2,799人 消防庁 - 半数が高齢者

AI要約

総務省消防庁によると、5月の熱中症による救急搬送者数は全国で2,799人。前年比23.4%減少。

65歳以上の高齢者が最も多く、18歳以上65歳未満の成人、7歳以上18歳未満の少年、生後28日以上7歳未満の乳幼児の順で搬送者数が多かった。

初診時の傷病の程度では、軽症が全体の7割を占め、入院が必要な重症は42人、死亡は1人。熱中症の発生場所は住居が最も多かった。

 総務省消防庁は、5⽉の熱中症による救急搬送者数の確定値を公表した。全国の搬送者数は2,799人で、前年同⽉⽐23.4%減。

 年齢区分ごとの搬送者数は、65歳以上の「⾼齢者」が1,519⼈(54.3%)で最も多かった。次いで18歳以上65歳未満の「成⼈」(709⼈)、7歳以上18歳未満の「少年」(523⼈)、⽣後28⽇以上7歳未満の「乳幼児」(48人)の順。

 初診時の傷病の程度別では、軽症が1,964⼈と全体の7割を占めた。3週間以上の⼊院が必要な重症は42⼈、死亡は1人。

 熱中症の発⽣場所は、住居が757人と最も多く、全体の3割近くを占めた。

 都道府県別で最も救急搬送者数が多かったのは大阪で157人。福岡(154人)、愛知(151人)、東京(139人)、埼玉(134人)、神奈川(130人)などが続いた。