北海道寿都町が「核ごみ」勉強会 第2段階、住民投票見据え

AI要約

北海道寿都町は、高レベル放射性廃棄物の最終処分場選定に関し、町民を対象とした勉強会を開催した。

片岡春雄町長は住民投票を行う方針を示し、「概要調査」の受け入れ判断について地下深くに埋める地層処分の知識を深める狙いがある。

勉強会では処分地選定の流れや最終処分の仕組みなどについて町職員が説明し、疑問や意見を募り、片岡町長も出席した。

北海道寿都町が「核ごみ」勉強会 第2段階、住民投票見据え

 北海道寿都町は24日、高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に関し、町民を対象とした勉強会を開催した。

 片岡春雄町長は第2段階に当たる「概要調査」の受け入れ判断を巡って住民投票を行う方針を示しており、地下深くに埋める地層処分についての知識を深める狙い。

 町や参加者によると、処分地選定の流れや最終処分の仕組み、海外の状況などについて町職員が説明。疑問や意見を募り、後日、広報誌などで回答を知らせる。会には片岡町長も出席した。