「ブランド品転売でもうけ」とうそ、1200万円詐取容疑で男を逮捕

AI要約

無職の男が知人から1200万円を転売詐欺でだまし取り、そのうちの3千万円を返金していない疑いで逮捕された。

男はブランド品を着用し、確実に利益が出ると女性に偽り、転売ビジネスの誘いに成功したとされる。

被害女性は男の口座に計数千万円を振り込んでおり、男は容疑を否認している。

「ブランド品転売でもうけ」とうそ、1200万円詐取容疑で男を逮捕

 ブランド品の転売で利益が得られるとうそを言い、知人から現金をだまし取ったとして、警視庁は20日、東京都荒川区の無職の男(44)を詐欺容疑で逮捕し、発表した。「間違っています」と容疑を否認しているという。

 西新井署によると、男は昨年2月中旬、知人の40代女性に対し、ブランド品の購入費用を出せば転売益を得られるなどとうそを言い、2月22~27日に複数回にわたり、計1200万円を男の口座に振り込ませてだまし取った疑いがある。

 男は普段からブランド品を身につけ、「すぐに売れた」「もうすぐ買い手がつきそうだ」などと女性に告げていたという。女性は「確実に利益が出ると思った」と話しているといい、男の口座に計約3千万円を振り込んでいたという。(板倉大地)