旧ジャニーズチケット不正転売事件 容疑の男らファンクラブ会費肩代わりで8千人分のアカウント保有 北海道警察、札幌の男ら再逮捕へ
AI要約
札幌市などの男女4人が旧ジャニーズ事務所所属アイドルグループのコンサートチケットを不正に転売した逮捕事件について、複数のコンサート会場でファンクラブへの入会を持ちかけ、年会費を肩代わりしていたことが明らかになった。
容疑者らは他人名義で大量のファンクラブアカウントを保有し、チケット転売を繰り返していたとみられている。
また、他人名義でチケット受け取り権利を取得したとして女性2人が再逮捕されるなど、捜査が広がっている。
札幌市などの男女4人が旧ジャニーズ事務所（SMILE―UP、スマイルアップ）所属アイドルグループのコンサートチケットを不正に転売したとして、電子計算機使用詐欺容疑などで逮捕された事件で、同市白石区のトレーダー竹内光昭容疑者（49）らが複数のコンサート会場で女性客らにファンクラブへの入会を持ちかけ、年会費を肩代わりしていたことが19日、捜査関係者への取材で分かった。
同容疑者らは他人名義で約8千人分のファンクラブのアカウントを保有しており、道警は大規模に転売を繰り返したとみて調べている。
道警生活経済課と札幌南署などが、他にもチケットを受け取る権利を他人名義で取得していたとして、同容疑などで、山口市の嘱託職員奈良みずき容疑者（28）ら女2人を再逮捕したことも判明。竹内容疑者ら男2人も19日に再逮捕する方針。
旧ジャニーズ事務所のコンサートチケットを優先的に購入するには、年会費を支払うファンクラブへの入会を条件とし、会員登録のアカウントを取得する必要がある。
