建造中の北極研究船「みらいⅡ」を初公開 27年に観測航行へ

AI要約

海洋研究開発機構(JAMSTEC)は、建造中の北極域研究船「みらいⅡ」を初公開。船は厚さ1.2メートルの氷を砕きながら進む能力を持ち、北極点付近までの観測を目指す。

観測では気候変動の影響が顕著な北極域の大気や海洋を多角的に観測し、約60人の研究者や技術者を含む97人が乗船可能。国際研究拠点として発展させる計画を持っている。

船底部の工夫や建造進行状況、引渡し予定や総建造費なども公開された。運用期間は30年程度見込まれている。

建造中の北極研究船「みらいⅡ」を初公開 27年に観測航行へ