最後の国鉄特急電車へ別れ…やくも「381系」、15日に最終運行

AI要約

国鉄型の特急電車で唯一、定期運行するJR西日本の特急「やくも」(岡山―出雲市)の「381系」のラストランが記念されるイベントが米子駅で行われた。

やくもは1972年に運行開始され、82年に自然振り子式を導入して所要時間を短縮した特徴的な電車だ。

乗客450人に記念の乗車証が配られ、クリーム色にえんじの帯の「国鉄色」の車両が入線すると鉄道ファンが興奮した。

  国鉄型の特急電車で唯一、定期運行するJR西日本の特急「やくも」(岡山―出雲市)の「381系」のラストランを記念したイベントが14日、鳥取県米子市の米子駅であり、多くの鉄道ファンが別れを惜しんだ。

 やくもは1972年に運行開始。82年、伯備線の電化に伴い381系が投入された。高速で急カーブを走行する自然振り子式を導入し、所要時間を短縮した。

 イベントでは、3列車の乗客約450人に記念の乗車証が配られた。クリーム色にえんじの帯の「国鉄色」の車両が入線すると、鉄道ファンがカメラに収めた。

 最終運行は15日午前7時5分岡山駅発。チケットは予約で完売している。