同居する2歳女児を窒息死させた疑い、男を容疑で逮捕…顔に複数の傷があり医師が通報

AI要約

大分県で同居していた女性の娘の女児(2)が暴行を受けて死亡した事件で、容疑者が逮捕された。

容疑者は女児の顔を圧迫して窒息死させた疑いがあり、容疑を認めている。

女児に関する虐待の相談はなかったが、日常的な虐待の有無も調査されている。

 同居する女性の娘の女児(2)に暴行して死なせたとして、大分県警は14日、同県宇佐市院内町副(いんないまちそい)、無職井口(いのくち)翔太容疑者(25)を傷害致死容疑で逮捕した。

 発表によると、井口容疑者は3月18日午後6時半頃、当時住んでいた大分市の自宅で、女児の顔を圧迫するなどの暴行を加え、窒息死させた疑い。容疑を認めているという。

 井口容疑者は当時、女性と女児の3人で生活していた。女児は、井口容疑者と女性に市内の病院に連れてこられたが、同日午後8時15分頃、死亡が確認された。女児の顔などに複数の傷があったことから、診察した医師が市内の署に「遺体に外傷がある」と通報した。

 県や県警は、児童相談所や署などに女児に関する虐待についての相談はなかったとしているが、県警は日常的な虐待の有無についても調べている。