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遺体を取り違え解剖、開胸後に気付く…国立循環器病研究センター
国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)は7日に、遺体を取り違えて病理解剖するミスがあったことを発表した。
ミスは医師や臨床検査技師らが確認を怠ったことが原因で、遺族の同意を得ていない遺体を誤って解剖したことが明らかになった。
解剖が一時中止された後、再び遺族に謝罪と同意を求め、解剖が再開されたという。
国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)は7日、遺体を取り違えて病理解剖するミスがあったと発表した。医師が開胸後に気付いていったん中止した後、遺族に謝罪した上で同意を取り、解剖は再開されたという。
発表によると、取り違えは5月下旬、いずれも70歳代の男性入院患者の間で起きた。医師や臨床検査技師らが名前などの確認を怠り、遺族から解剖の同意を得ていない遺体を誤って解剖した。この遺体は一時的に解剖用の安置庫に収容されていたが、解剖の対象外であることが関係者に周知されていなかったという。