【みんなで考えよう】カスタマーハラスメント(カスハラ)を受けたことはありますか? #令和に働く

AI要約

厚生労働省は、カスタマーハラスメント(カスハラ)防止のための法改正を検討しており、東京都や北海道でも条例の制定に動きを見せています。

過去3年間で10.8%がカスハラの被害に遭っており、その影響は深刻であることが明らかになっています。

カスハラの基準設定は難しいが、悪質な企業が対策を悪用する可能性もあるため、慎重な取り組みが求められています。

【みんなで考えよう】カスタマーハラスメント(カスハラ)を受けたことはありますか? #令和に働く

客から著しい迷惑行為を受けるカスタマーハラスメント(カスハラ)防止のため、厚生労働省は企業にカスハラ対策を義務づける法改正を検討しています。また、東京都や北海道でもカスハラ防止条例の制定に向けた動きを加速させています。

厚生労働省が公表した「職場のハラスメントに関する実態調査報告書」(令和5年度版)によると、過去3年間で 10.8%がカスハラの被害にあっています。被害にあったうちの 16.7%が「眠れなくなった」、3.8%が「通院したり服薬をした」と回答しており、心身への深刻な支障をきたしていることがわかります。

一方で、カスハラの基準を一律で線引きすることは難しく、同省が作成した「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」では「要求の内容の妥当性に照らして社会通念上不相当であるか総合的に勘案する」といった表現がされています。また、悪質な企業が制度を盾にして、正当なクレームを封じ込めてしまう懸念も考えられます。

あなたはカスタマーハラスメントを受けたことはありますか? 理不尽な体験や当時の心境、あるいはカスハラを防止するために必要と考える対策や疑問などをこの記事のコメント欄で教えてください。

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