成田空港発の米貨物機がエンジン不具合で緊急事態を宣言、引き返す…重大インシデントとして調査

AI要約

ポーラーエアカーゴの貨物機が成田空港を離陸後にエンジントラブルを発生し、緊急着陸を行った。

乗務員にけがはなかったものの、右翼エンジンに損傷が見つかった。

運輸安全委員会が事故調査を開始する。

 成田空港を離陸した米国の貨物航空会社「ポーラーエアカーゴ」の貨物機(ボーイング777―200型)が4日午前11時26分、エンジンの不具合を理由に緊急事態を宣言して引き返し、無事に着陸した。乗務員4人にけがはなかったが、右翼エンジン後部の表面に損傷が見つかった。

 国土交通省によると、同機は午前10時16分に成田を出発し、2分後、パイロットから管制機関にエンジントラブルの連絡があった。航空事故につながる重大インシデントにあたるとして、運輸安全委員会が調査する。