BofAの投資銀行部門、4-6月は10-15%増収の見通し-CEO

AI要約

米銀2位のバンク・オブ・アメリカ(BofA)のCEOは、セールス・トレーディングチームの収入が伸びる見込みである一方、投資銀行部門は10-15%の増加が期待されている。

債券トレーディングは横ばい見通しであるが、株式については業績が改善しており、株式セールス・トレーディングは特に恩恵を受けている。

4-6月はBofAにとって厳しい四半期とされ、純金利収入は予測を下回る見通しであるが、下期には増加する見込みがある。

BofAの投資銀行部門、4-6月は10-15%増収の見通し-CEO

(ブルームバーグ): 米銀2位バンク・オブ・アメリカ(BofA)のブライアン・モイニハン最高経営責任者(CEO)は、4-6月(第2四半期)にセールス・トレーディングチームの収入が1桁台前半の伸びとなる方向にあるが、投資銀行部門は前年同期比で10-15%増加する見込みだと述べた。

モイニハンCEOは30日にバーンスタイン主催の会議で、債券トレーディングは横ばいの見通しだが、株式については「最も増加する余地があった」とした上で、「業績が改善している」と指摘。株式セールス・トレーディングは、同行の資金調達活動から引き続きより幅広く恩恵を受けていると同氏は述べた。

モイニハン氏は純金利収入(NII)については、4-6月に同行の従来予測140億ドル(約2兆2000億円)を1%下回るとの見通しを示した。同四半期はBofAにとって「谷」となる可能性が高く、NIIは7-12月(下期)に増加する見通しだと同氏は語った。

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原題:BofA’s Investment Banking on Track for 15% Growth, CEO Says (1)(抜粋)

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