ニデック、過年度決算を訂正 子会社で売上高過大計上

AI要約

ニデックは連結子会社の過年度決算を訂正し、売上高が過大に計上されていたことを認めた。

2024年3月期通期の決算は売上高が10億円減、営業利益が3億円減、純利益が2億円減と修正された。

また、23年3月期の売上高は127億円減、営業利益は101億円減、純利益は80億円減にそれぞれ修正された。

Atsuko Aoyama

[東京 24日 ロイター] - ニデック(旧日本電産)は24日、連結子会社のニデックドライブテクノロジーで売上高が過大に計上されていたとして、過年度の決算を一部訂正したと発表した。連結子会社間の取引に伴う売上高などについて、連結調整の一部で対象を誤認していたことが原因としている。

2024年3月期通期の売上高は10億円減の2兆3471億円、営業利益は3億円減の1627億円、純利益は2億円減の1251億円となる。23年3月期の売上高は127億円減の2兆2300億円、営業利益は101億円減の899億円、純利益は80億円減の369億円にそれぞれ修正した。