野村HD、社長ら執行役8人の前期報酬総額は45億円-2.5倍に増額

AI要約

野村ホールディングスは、前期の報酬を2倍以上に引き上げ、業績回復の中で執行役に支払われた報酬の総額は44億5700万円となった。

支払われた報酬には固定報酬や現金賞与、ストックオプションなどが含まれ、前期の純利益は79%増の1659億円に拡大した。

奥田社長が20年に社長に就任して以来初の増益を達成し、株主総会の招集通知が6月25日に開催される予定となっている。

(ブルームバーグ): 野村ホールディングスは、国内景気の回復や株式取引の活性化で業績が回復する中、経営トップら執行役の前期(2024年3月期)の報酬を2倍以上に引き上げた。

6月25日に開催される予定の定時株主総会の招集通知によると、前期の奥田健太郎社長とホールセール部門長を務めるクリストファー・ウィルコックス氏らを含む執行役8人に支払われた報酬の総額は2.5倍の44億5700万円となった。

総額には固定報酬5億9800万円のほか、現金賞与12億円、ストックオプションなどが含まれる。野村HDの前期の純利益は前の期比79%増の1659億円に拡大、20年に奥田氏が社長に就任して以来初の増益となった。

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