モルガンSのゴーマンCEO、年末に退任 後任はピック共同社長

AI要約

米金融大手モルガン・スタンレーのCEOであるジェームス・ゴーマン氏が退任を表明。後任はテッド・ピック共同社長に決定。

後任CEO候補であるアンディ・サパーステイン氏やダン・シムコウィッツ氏は引き続き同社に留まる。

株主総会では経営陣の提案は承認される一方、株主提案はすべて否決された。

モルガンSのゴーマンCEO、年末に退任 後任はピック共同社長

Nupur Anand Manya Saini

[ニューヨーク 23日 ロイター] - 米金融大手モルガン・スタンレーのジェームス・ゴーマン最高経営責任者(CEO)は23日の年次株主総会で、12月31日付で退任する意向を表明した。

ゴーマン氏は、14年にわたり経営の舵取りを担ってきた。後任はテッド・ピック共同社長。

ピック氏と同じくCEO候補に挙がっていた有力幹部のアンディ・サパーステイン氏やダン・シムコウィッツ氏は同行に残る。

同社の株価は序盤の取引で約1%下落した。

株主総会では、取締役の選任や役員報酬など経営陣の提案を全て承認。一方、株主提案は全て否決された。