長期金利が一時1% 官房長官「動向や国民生活への影響注視」

AI要約

林芳正官房長官は国債市場で長期金利の指標である新発10年債の利回りが一時1%に上昇したことに触れ、金利が経済財政に与える影響を注視する考えを示した。

金利の動向はさまざまな要因によって決まり、それについては一般論を述べるにとどめて具体的なコメントは避けた。

長期金利の変化が国民生活にどのような影響を及ぼすか、そしてその動向を注意深く見守る姿勢を示した。

長期金利が一時1% 官房長官「動向や国民生活への影響注視」

 林芳正官房長官は22日午後の記者会見で、国債市場で長期金利の指標である新発10年債の利回りが一時1%に上昇したことについて「金利はさまざまな要因を背景として決まるものであり、その動向に逐一コメントすることは控える」とした上で「一般論として申し上げると、長期金利はさまざまな経路を通じて経済財政に影響を及ぼすことから、その動向や国民生活等に与える影響を注視する」と述べた。【鈴木悟】