# 国債市場

東京マーケット・サマリー(5日)
2024.07.05

東京マーケット・サマリー(5日)

■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値<外為市場> ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円 午後5時現在

米国債利回り総じて低下、景気減速示す指標に反応-上昇傾向に歯止め
2024.07.03

米国債利回り総じて低下、景気減速示す指標に反応-上昇傾向に歯止め

(ブルームバーグ): 3日の米国債市場では、利回りが年限全般で低下。この日公表された経済指標が、高金利による景気減速を示す内容となったことに反応した。国債利回りは総じて、少なくとも7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下した。6月の米供給管理協会(ISM)非製造業総合景

米長期債利回り上昇に賭ける動き、トランプ氏復権の可能性に備え
2024.07.03

米長期債利回り上昇に賭ける動き、トランプ氏復権の可能性に備え

(ブルームバーグ): 11月の米大統領選でトランプ前大統領が返り咲く可能性に金融業界が備え始める中、27兆ドル(約4400兆円)規模の米国債市場では長期債の利回り上昇に賭ける動きが広がっている。大統領選に向けた第1回討論会でトランプ氏がバイデン大統領よりも優位となったことで、投資

債券は下落へ、日銀の買い入れ大幅減額や利上げを警戒-財務官発言も
2024.07.03

債券は下落へ、日銀の買い入れ大幅減額や利上げを警戒-財務官発言も

(ブルームバーグ): 3日の債券相場は下落が予想されている。日本銀行が国債買い入れを大幅に減額することや早期の追加利上げに踏み切ることへの警戒感が強い。神田真人財務官が長期金利は一段と上昇する可能性があり、国債の格下げに気をつけなければいけないと述べたことも売り材料視される。神田

中国の10年債利回り低下、過去最低水準に-景気懸念で国債買い続く
2024.07.01

中国の10年債利回り低下、過去最低水準に-景気懸念で国債買い続く

(ブルームバーグ): 中国本土の国債市場で1日、指標の10年債利回りが過去最低を更新した。国内経済に悲観的な見方が広がり、さらなる景気刺激策が期待される中で、投資家が国債買いを続けている。10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し2.18%と、ブルームバ

米大統領選、バイデン氏再選の方が国債には望ましい-サバ創業者
2024.06.26

米大統領選、バイデン氏再選の方が国債には望ましい-サバ創業者

(ブルームバーグ): サバ・キャピタル・マネジメントの創業者ボアズ・ワインスタイン氏は25日、米国債市場にとってはトランプ前大統領の返り咲きよりも、バイデン大統領の再選の方が望ましいとの考えを示した。ワインスタイン氏はブルームバーグ・インベスト会議で、バイデン氏は「株式市場にはあ

ドイツ債、買い手上位5社から初めて国内銀が姿消す-米銀勢が伸長
2024.06.26

ドイツ債、買い手上位5社から初めて国内銀が姿消す-米銀勢が伸長

(ブルームバーグ): ドイツ国債入札の買い手上位5社から、ドイツの銀行が初めて姿を消した。欧州で最も安全とされるドイツ債の市場を米銀勢が席巻した。ドイツ国債管理当局が25日発表した今年1-6月のドイツ債購入ランキングによると、ドイツ銀行は前回の2位から8位へ、コメルツ銀は6位から

日銀の金融政策決定会合 生煮えの国債買い入れ減額 円安圧力を抑える時間稼ぎ
2024.06.20

日銀の金融政策決定会合 生煮えの国債買い入れ減額 円安圧力を抑える時間稼ぎ

 日銀は6月の金融政策決定会合で国債保有額を縮小する方針(量的引き締め)を決定した。しかし実際の減額ペースが確定するのは、債券市場参加者にヒアリングを行った後の7月会合になる。“生煮え”の状態でそれが今回発表された背景には大きく二つの要因があるだろう。 第一に、今回もし日銀が何も

国債発行の年限短期化へ、日銀減額方針で財務省検討-提言案
2024.06.19

国債発行の年限短期化へ、日銀減額方針で財務省検討-提言案

(ブルームバーグ): 日本銀行による国債買い入れの減額方針を踏まえ、財務省が国債発行の年限を短期化する方向で検討を進めることが分かった。これまで低金利環境の下で年限を長期化させてきたが、方針転換の象徴的な動きとなりそうだ。同省が21日に開く「国の債務管理に関する研究会」で有識者ら

米国債強気トレード復活、年内2回の利下げ想定-インフレ圧力後退
2024.06.19

米国債強気トレード復活、年内2回の利下げ想定-インフレ圧力後退

(ブルームバーグ): 米国債市場では相場上昇を見越した取引にトレーダーがこぞって動いている。インフレ統計と米連邦公開市場委員会(FOMC)決定が先週発表される前に敬遠されていた強気なトレードが、再び台頭している。米国債値上がりで利益が得られる先物取引の需要がこの1週間に回復した。

東京マーケット・サマリー(17日)
2024.06.17

東京マーケット・サマリー(17日)

■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値<外為市場> ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円 午後5時

米国債市場参加者、大量発行継続に伴う流動性の悪化を懸念
2024.06.17

米国債市場参加者、大量発行継続に伴う流動性の悪化を懸念

Davide Barbuscia Gertrude Chavez-Dreyfuss[ボストン 14日 ロイター] - ボストンで13─14日開催された債券市場参加者の会議「フィックストインカム・リーダーズ・サミット」では、米財務省が財政赤字を賄うため大量の米国債を発行し続

日銀・植田総裁「市場参加者の意見を聞いてみたい」 国債買い入れ減額方針も具体策先送り
2024.06.15

日銀・植田総裁「市場参加者の意見を聞いてみたい」 国債買い入れ減額方針も具体策先送り

日銀は大規模な金融緩和の一環として行っている国債買い入れ額を減らす方針を決めました。ただ、減額の具体策の決定は先送りするなど日銀の苦悩が滲む結果となりました。歴史的な円安への対応策が注目された今回の会合。植田総裁が繰り返し強調したのは「市場参加者の意見」でした。日本

日銀、次回会合で国債購入減額の具体策決定
2024.06.14

日銀、次回会合で国債購入減額の具体策決定

 日銀は、国債の購入を減らしていく時期や減額幅といった具体策を、次回の金融政策決定会合で決めると発表した。今後1~2年程度の減額計画を示す。

日本銀行は国債買い入れ減額へ
2024.06.13

日本銀行は国債買い入れ減額へ

6月13日付の日本経済新聞は、13・14日に開かれる日本銀行の金融政策決定会合で、日本銀行が国債買い入れの減額を検討する、と報じた。同様の報道は他のメディアからも出ており、実際に日本銀行が国債買い入れの減額を決める可能性は相応に高まっていると考えられる。現在、日本銀行は毎月6兆円

米国債上昇への賭け、急速に巻き戻す動き-FOMCとCPI発表控え
2024.06.12

米国債上昇への賭け、急速に巻き戻す動き-FOMCとCPI発表控え

(ブルームバーグ): 二つのリスクイベントを12日に控え、トレーダーは米国債相場上昇を予想した賭けを急速に巻き戻している。同日には5月の米消費者物価指数(CPI)が発表されて、その数時間後には連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策決定が公表される。こうした発表が同じ日に重なることは珍しい。<

日銀が長期国債買い入れ減額の方向性を議論 13、14日に決定会合、引き下げの可能性も
2024.06.08

日銀が長期国債買い入れ減額の方向性を議論 13、14日に決定会合、引き下げの可能性も

日本銀行は13、14日に金融政策決定会合を開く。経済の好循環が生まれるかを見極めるため追加利上げは見送る公算が大きいものの、長期国債の買い入れを現在の月6兆円程度から減らすか注目される。減額すれば国債価格が下がって金利が上昇し、日米の金利差が縮小して為替は円高に振れやすくなる。金利急騰のリスク

日銀会合、国債買い入れ減額の議論進展が焦点 市場動向も見極め
2024.06.07

日銀会合、国債買い入れ減額の議論進展が焦点 市場動向も見極め

Takahiko Wada[東京 7日 ロイター] - 日銀が13、14日に開催する金融政策決定会合では、国債買い入れ減額について踏み込んだ議論がなされるかが焦点となる。日銀内では、債券市場の予見可能性を高めるうえで新たな指針を示すべきとの意見がある一方、買い入れ減額はよ

米国債の新清算規則、市場参加者は今すぐ備えを=NY連銀幹部
2024.06.06

米国債の新清算規則、市場参加者は今すぐ備えを=NY連銀幹部

Michael S. Derby[5日 ロイター] - 米ニューヨーク(NY)連邦準備銀行の市場部門責任者、ミシェル・ニール氏は5日、米国債市場で導入される新たな清算規則に市場参加者は今こそ備えるべきだと述べた。証券取引委員会(SEC)が採択した新規則は国債

金利上昇で日銀「債務超過」でも…問題ナシと言える?間違えてはいけない問題の本質
2024.06.06

金利上昇で日銀「債務超過」でも…問題ナシと言える?間違えてはいけない問題の本質

 日本の長期金利がとうとう1%を超えた。市場の一部からは国債価格の下落によって日銀の財務体質の悪化を懸念する声が上がっている。たしかに金利が上昇すると日銀の財務は悪化するが、評価損の増大そのものは大きな問題ではなくなっている。 このところ債券市場では国債を売る動きが活発になってお