中国政府、不動産部門のリスクを制御へ=副首相

AI要約

中国の何立峰副首相は不動産部門、地方政府債務、地方の小規模金融機関のリスクを制御する考えを示した。

政府は不動産不況や地方政府債務増加に対処し、金融システムの信頼感を回復しようとしている。

何氏は金融関連の会合で包括的かつ厳格にリスクを制御し、システミックリスクの防止を目指すと述べた。

中国政府、不動産部門のリスクを制御へ=副首相

[北京 21日] - 中国の何立峰副首相は21日、同国における不動産部門、地方政府債務、地方の小規模金融機関の絡み合ったリスクを制御する考えを示した。

中国経済が多くの課題に直面する中、政府は不動産不況と地方政府債務の増加に苦しむ金融システムの信頼感を取り戻そうとしている。

何氏は金融関連の会合で「違法な金融活動を取り締まり、不動産部門、地方政府債務、中小の地方金融機関を巡る絡み合ったリスクを、包括的かつ厳格に制御しなくてはならない」と語った。

また、中国国営中央テレビによると、何氏は政府が金融システム全体に混乱が広がるシステミックリスクの防止を目指すとも述べた。