中部空港、黒字転換4期ぶり 国際線回復=24年3月期

AI要約

中部空港(セントレア)を運営する中部国際空港会社(CJIAC)は、2024年3月期に純損益21億2200万円の黒字を達成し、4期ぶりに黒字転換した。

売上高は399億8900万円で、営業損益が21億1000万円の黒字となり、経常損益も15億5600万円の黒字を記録した。

2025年3月期の業績予想では、43億円の最終黒字を見込んでおり、国際線の回復やコスト削減が期待されている。

中部空港、黒字転換4期ぶり 国際線回復=24年3月期

 中部空港(セントレア)を運営する中部国際空港会社(CJIAC)の2024年3月期通期連結決算は、純損益が21億2200万円の黒字(23年3月期は73億9800万円の赤字)で、4期ぶりに黒字転換となった。国際線の緩やかな回復などが奏功した。2025年3月期の通期業績予想は、国際線の回復加速やコスト削減の継続などにより43億円の最終黒字を見込む。

 2024年3月期の売上高は399億8900万円(23年3月期比63.2%増)、営業損益が21億1000万円の黒字(67億4900万円の赤字)、経常損益が15億5600万円の黒字(72億300万円の赤字)。営業費用は378億7000万円(21.2%増)となった。