ユーザーのことを深く知ろうとするヤマハの姿勢に感銘!! バイク乗りのコーヒー屋デイドリップ通信VOL.7

AI要約

9月7日に開催された『My Yamaha Motorcycle Day 2024』を訪れたレポート。

会場ではヤマハ製以外の様々なメーカーのバイクもたくさん集まり、展示や体験コーナーも充実。

製造開発の裏側や最新技術に触れることができるイベントで、参加者はバイク愛を共有し交流する。

ユーザーのことを深く知ろうとするヤマハの姿勢に感銘!! バイク乗りのコーヒー屋デイドリップ通信VOL.7

 こんにちは!バイク好きのコーヒー屋、Day Drip Coffeeのクロダです。コーヒーとバイク。それぞれに奥深い世界観を持つ魅力的な存在ですね。このコラムでは、そんな二つの世界を行き来するうちに見えてくるトピックをお届けしています。

 今回は去る9月7日(土)に開催された『My Yamaha Motorcycle Day 2024』を訪れたレポートです。ちなみに僕のバイクはXSR155で、ヤマハではあるものの国内では正規取り扱いのない並行輸入車です。国内販売されているXSR125とは異母兄弟? のような関係なので、正規の場所に行くのはちょっとドキドキ……。

『My Yamaha Motorcycle Day 2024』は「全てのヤマハオーナー、ヤマハファンのイベント」と銘打ち、「モデルごとの垣根を越えて、より多くの方にバイクでツーリングする楽しみや、仲間と語りあう喜びなどを共有いただく交流イベント」(ヤマハHPより抜粋)というものです。

 会場は千葉県のど真ん中(チーバくんの胸元あたり?)にあるロングウッドステーションという施設。到着すると駐輪場にはすでに多くのバイクがあり、まだまだ続々とやって来ます。しかもヤマハ製が大半かと思いきや、国内外を問わず様々なメーカーのバイクが集まってくるのでした。

 場内は3つのホールとイベントステージ、出展エリアに分かれています。入場してまずはチェックイン。事前エントリーしていたので、ワンドリンクサービスと記念ステッカーを受け取り、まずは3つのホールへ。ここでは様々な部品の進化がよく分かる展示や、開発スタッフから直接話を聞けるなど、製造開発の裏側にどっぷりハマるコンテンツがたくさんありました。例えばスイッチユニット。人間工学に基づいて改良を行いマイナーチェンジしたサンプルが展示されていたりと、とにかくマニアック!

 また組立工場もイマドキはベルトコンベア式ではなく、AGVと呼ばれる自立走行ロボットの台車に、パーツやツールを乗せて製造ラインを移動させる新しい方式を採用。いろいろなバイクを一つの製造ラインで作ることが出来るのです。コレ、すごいイノベーションだと思いました。また「エンジン分解組み立て体験」や「モノづくり技術体験」のコーナーなど、普段あまり触れることのない体験コーナーも順番待ちが出来る人気ぶり。