NY株、2日連続で最高値 38ドル高、米景気期待で買い

AI要約

20日のニューヨーク株式市場では、ダウ工業株30種平均が続伸し、2日連続で終値の最高値を更新した。

米金融政策の利下げ局面に入り、景気後退を回避する期待が続いている一方で、利益確定売りも見られた。

個別銘柄では、ナイキとインテルが買われ、キャタピラーが売られた。

 【ニューヨーク共同】20日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比38.17ドル高の4万2063.36ドルで取引を終えた。2日連続で終値の最高値を更新した。米景気の先行きに対するの期待から、買い注文が優勢だった。

 米金融政策が利下げ局面に入り、インフレを抑えつつ景気後退を回避するソフトランディング(軟着陸)への期待が継続した。利益確定の売りに押される場面もあった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は反落し、65.66ポイント安の1万7948.32だった。

 個別銘柄では、スポーツ用品のナイキ、半導体のインテルが買われた。建設機械のキャタピラーは売られた。