ダイハツ、15車種171万台リコール 「タント」「ミライース」などにボルトの不具合

AI要約

ダイハツ工業は、171万台のリコールを国土交通省に届け出ました。対象は15車種に及び、座席の動きの恐れがあるボルトの不具合が原因です。

国土交通省によると、衝突時にボルトが緩んで座席が動くおそれがあり、乗員の安全を損なう可能性が指摘されています。

事故は確認されていませんが、449件の不具合が報告されており、ダイハツは全車両のボルトを適切に締め付けると発表しています。

ダイハツ、15車種171万台リコール 「タント」「ミライース」などにボルトの不具合

 ダイハツ工業は、ボルトの不具合により衝突時に座席が動く恐れがあるとして、171万台のリコールを国土交通省に届け出ました。

 リコールの対象は、ダイハツが2019年10月~2023年10月までに製造した「タント」や「タフト」、「ミライース」「ムーヴ」など15車種、約171万台です。

 国土交通省によりますと、座席を取り付けるボルトの締め付けに問題があり、衝突時にボルトが緩んで座席が動き、乗っている人を保護する性能が発揮できないおそれがあるということです。

 これまでのところ事故は確認されていませんが、449件の不具合があったということです。ダイハツは「すべての車両のボルトを適切に締め付ける」としています。(ANNニュース)