NY円、143円台前半

AI要約

ニューヨーク外国為替市場の円相場が1ドル=143円35~45銭となり、FRBのパウエル議長の発言により円安ドル高の動きが見られた。

パウエル議長の発言により今後の利下げペースが緩やかになるとの観測から、日米の金利差を意識した円売りドル買いが進行した。

ユーロのドル相場も1ユーロ=1.1130~1.1130ドルの水準で推移しており、市場は金利動向に注目している。

 【ニューヨーク共同】19日のニューヨーク外国為替市場の円相場は午前8時40分現在、前日比1円13銭円安ドル高の1ドル=143円35~45銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1.1130~40ドル、159円65~75銭。

 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が前日の記者会見で、追加の利下げについて「時間をかけて、より正常な金利水準に引き下げていく」と発言。今後の利下げペースは緩やかになるとの観測から、日米の金利差を意識した円売りドル買いが先行した。