ついに首都高や北海道でも! ダブル連結トラック走行範囲1200km増へ 災害時の迂回路も考慮

AI要約

国土交通省は2024年9月17日(火)、"ダブル連結トラック"の走行対象路線を拡充すべく、特殊車両通行許可申請の受付を開始しました。

追加される路線は道央道や札樽道、首都高速湾岸線、阪神高速4号湾岸線など、総延長は現行の5140kmから6330kmに増えます。

国土交通省は、SAやPAにおけるダブル連結トラック優先駐車マスの整備を進め、運行状況やニーズに合わせた対応を検討する予定です。

ついに首都高や北海道でも! ダブル連結トラック走行範囲1200km増へ 災害時の迂回路も考慮

 国土交通省は2024年9月17日(火)、「ダブル連結トラック」の走行対象路線を拡充すべく、特殊車両通行許可申請の受付を開始しました。ダブル連結トラックは、1台で通常の大型トラック2台分の輸送が可能で、トラックドライバーの人手不足に対応する施策として、2019年1月末に本格導入されました。

 このたび追加されるのは、道央道や札樽道、首都高速湾岸線、阪神高速4号湾岸線などのほか、災害時の迂回路となる上信越道や北陸道、中国道など。総延長は現行の5140kmから6330kmに増えます。拡充には、物流事業者からのニーズもあったといいます。

 なお、あわせて国土交通省は、SAやPAにおけるダブル連結トラック優先駐車マスを順次整備するとしています。その後も運行状況やニーズを踏まえ、通行経路や休憩施設内のレイアウトについて検討する予定です。