災害時の派遣隊の宿泊先確保へ 四国地方整備局がホテルチェーン2社と協定

AI要約

国土交通省四国地方整備局は、大規模災害時の宿泊施設確保のため、チェーンホテル2社と協定を結ぶ。

ルートインジャパンとアパホテルとの協定は全国初で、TEC-FORCEの派遣先近くの施設や部屋数、宿泊可能日数などを提供する。

四国地方整備局は地方公共団体支援体制を強化し、防災力向上に取り組むとしている。

災害時の派遣隊の宿泊先確保へ 四国地方整備局がホテルチェーン2社と協定

 国土交通省四国地方整備局は、大規模災害の発生時、TEC-FORCE(テックフォース・緊急災害対策派遣隊)を被災地に派遣する際の宿泊先を確保するため、全国でホテルを運営しているチェーン2社と協定を結びました。

 協定を結んだのは、ルートインジャパンとアパホテルです。アパホテルとの協定締結は全国初、ルートインジャパンは全国2例目だということです。

 協定では、被災住民の一時避難場所として開放されている状況などに配慮し、TEC-FORCEの派遣先近隣にある提供可能な施設名や部屋数、宿泊可能日数などの情報提供と、週休日や夜間の連絡体制を構築し、宿泊施設の迅速な確保について、可能な範囲で協力を得ることとしています。

 四国地方整備局は「本協定の締結により、さらなる地方公共団体への支援体制が構築されました。災害から国民の命と暮らしを守るため、引き続き関係機関などと連携を図りながら防災力の向上に取り組んでいきます」としています。