米が利下げに踏み切る中…日銀、政策金利“据え置き”で調整 きょうから金融政策決定会合

AI要約

アメリカが4年半ぶりの利下げに踏み切り、日本銀行は2日間の金融政策決定会合を開催中。

日本時間19日未明にFRBが0.5%の利下げを決定し、日銀内では利上げの急ぎは不要との意見が広がっている。

円相場はFRBの利下げ姿勢を受けて円安方向に動き、日経平均株価も上昇している。

米が利下げに踏み切る中…日銀、政策金利“据え置き”で調整 きょうから金融政策決定会合

アメリカが4年半ぶりの利下げに踏み切る中、日本銀行は19日から2日間、金融政策決定会合を開きます。

19日と20日の決定会合では、前回7月の利上げが物価など経済に与える影響を点検しますが、日銀は今回、政策金利をいまの0.25%に据え置く方向で調整しています。

自民党総裁選が行われていることや、日本時間19日未明にアメリカの中央銀行にあたるFRBが0.5%の利下げを決めた直後ということもあり、日銀内では国内外の政治・経済情勢が不透明な中で、「利上げを急ぐ必要はない」との声が大勢です。

こうした中、円相場は、FRBのパウエル議長が今後の利下げを急がない姿勢を強調したことで、円安方向に戻しました。これをうけ、日経平均株価の上げ幅は一時、1000円を超えました。