約80万円で狙える先代[プリウス]!! 4代目はクルマとして大幅進化! 四駆に運転支援まで充実すぎた

AI要約

先代型プリウスは2015年に登場し、TNGAを導入した第1号車として注目された。ハイブリッドシステムや安全装備の充実など、現在でも満足できる要素が多く詰め込まれている。

中古市場では約4800台が流通しており、後期型のAツーリングセレクションがおすすめ。価格は平均174.5万円で値落ち傾向にある。

安全装備として緊急自動ブレーキや車線逸脱抑制機能が搭載されており、総合的に見て依然として魅力的な中古車と言える。

約80万円で狙える先代[プリウス]!! 4代目はクルマとして大幅進化! 四駆に運転支援まで充実すぎた

 「ADAS」と呼ばれる運転支援機能。最新技術は進化が早く、中古車購入にあたって、ADASの古さに不安を覚えることもある。そこで、5年前(2019年式)の中古車から、予算200万円以下で購入できる「現在でも満足できる安全装備」が充実した車種を吟味。まだ古さを感じない先代のプリウスなんかいいかも!?

※本稿は2024年8月のものです

文:萩原文博/写真:ベストカー編集部、トヨタ

初出:『ベストカー』2024年9月10日号

 先代型プリウスはトヨタのクルマ構造改革であるTNGAを導入した第1号車として、2015年12月に販売開始。最大熱効率を40%に高めた1.8L直4DOHCエンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。

 駆動方式は、従来の2WD(FF)に加えて、電気式の4WD車が新設定され、燃費性能だけでなく、走りにも磨きを掛けている。

 安全装備は緊急自動ブレーキなど4つの先進安全機能をセットにした衝突回避支援パッケージを採用。2018年12月のマイナーチェンジで全車標準装備となった。

 先代型プリウスの中古車は、現在約4800台流通していて、平均価格は174.5万円と値落ち傾向で後期型も狙える。お薦めは装備が充実した後期型のAツーリングセレクションだ。

 ●トヨタ プリウス(先代型)

・入手しやすさ:★★★★★

・中古相場:約80万~380万円

・年式:2015~2022年

・緊急自動ブレーキの人対応:あり

・前後誤発進抑制:あり

・車線逸脱抑制機能:あり

※2020年7月に全車標準化