NY株5日ぶり反落15ドル安 米FRB決定控え調整売り

AI要約

17日のニューヨーク株式市場では、ダウ工業株30種平均が5営業日ぶりに反落し、FRBの金融政策の行方を見極めたいとの思惑から持ち高調整の売りが優勢となった。

米小売売上高の結果が堅調だったため、朝方は買い注文が先行したが、FRBの発表を控えて売りが出た。

一方、ハイテク株主体のナスダック総合指数は反発し、35.93ポイント高の1万7628.06となった。

 【ニューヨーク共同】17日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落し、前日比15.90ドル安の4万1606.18ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)による連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を18日に控え、持ち高調整の売りがやや優勢となった。

 この日発表された8月の米小売売上高の結果が堅調だったことで米景気の先行き期待が広がり、朝方は買い注文が先行した。一方、FRBの金融政策の行方を見極めたいとの思惑から、その後は売りが出た。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は反発し、35.93ポイント高の1万7628.06。