地価調査 3年連続上昇 銀座2丁目では1㎡あたり4210万円も 高まる移住需要…住宅地では”リゾート”沖縄・恩納村が最高上昇率

AI要約

全国の地価が3年連続で上昇し、銀座2丁目が日本で最も高い場所であることが報告された。

外国人観光客の需要や都市部の住宅需要の回復などが地価上昇の背景となっている。

リゾート地への移住需要が強まり、沖縄県恩納村では地価の上昇率が最も高かった。

地価調査 3年連続上昇 銀座2丁目では1㎡あたり4210万円も 高まる移住需要…住宅地では”リゾート”沖縄・恩納村が最高上昇率

今年7月1日時点の全国の地価は、緩やかな景気の回復や外国人観光客の急激な増加などを背景に3年連続で上昇し、上昇幅も拡大しました。

小林里咲記者

「銀座2丁目が日本で一番地価が高い場所です。1㎡あたり4210万円に上るということです」

国土交通省が発表した今年7月1日時点の全国の地価は、土地の全用途での平均がプラス1.4パーセントとなり、3年連続で上昇しました。

外国人観光客からの需要が高い商業地での大幅な上昇が目立ったほか、コロナ禍で落ち着いていた都市部の住宅需要が回復しています。

また、リゾート地への移住需要が強まっていて、今年、地価の上昇率が最も高かった地点は沖縄県恩納村の29.0パーセントでした。

全国的には上昇基調が強まった一方で、1月に発生した能登半島地震の被災地は大幅な下落となりました。