PE2社、米業務ソフト企業買収へ協議 評価額80億ドルも=関係筋

AI要約

プライベートエクイティのビスタ・エクイティ・パートナーズとブラックストーンが、米スマートシートの買収に向けて協議を進めている。評価額は80億ドル近くに上る見込みで、1株当たり56ドル前後のオファーが検討されている。

ビスタとブラックストーンは買収資金調達のために金融機関と交渉中であり、条件変更の可能性がある。もし合意すれば、今年有数の規模の非公開化取引となる。

スマートシートの買収に対する関心が高まり、株価が16%以上上昇している。

PE2社、米業務ソフト企業買収へ協議 評価額80億ドルも=関係筋

Milana Vinn Mike Spector

[ニューヨーク 16日 ロイター] - プライベートエクイティ(PE)投資会社のビスタ・エクイティ・パートナーズとブラックストーンが業務管理ソフトウエアを手がける米スマートシートの買収に向けて協議を進めており、評価額は80億ドル近くに上る可能性があると、関係筋が16日明らかにした。

1株当たり56ドル前後のオファーについて協議中で、土壇場で問題が生じなければ数週間内にも合意する可能性があるという。

ロイターは今月、ビスタとブラックストーンがスマートシート買収に向けて協議していると報じた。7月にはスマートシートに買い手候補が関心を示していると報道し、同社株はそれ以降16%超上昇している。

関係者によると、ビスタとブラックストーンは買収資金調達のため直接融資を行う金融機関と交渉中で、進展に伴い条件が変わる可能性がある。

買収で合意すれば、非公開化の取引としては今年有数の規模となる。