上場企業分析 30年３月期、売上高１兆円へ バローＨＤ、29年連続増収 成長投資に１千億円 ＰＢＲ１倍超へ改善急ぐ
AI要約
バローホールディングスは成長を維持し、食品スーパーとドラッグストアの売上高が伸長している。連結営業収益は29年連続の増収を達成し、過去最高を更新した。
新中期経営計画では、営業収益を９１００億円まで伸ばす計画であり、関西地方での新店舗などに１千億円を投資する。３０年３月期には営業収益１兆円を目指す。
成長投資を続けることで事業基盤を強化し、バローホールディングスの持続的な成長が期待されている。
バローホールディングス（ＨＤ、本部多治見市）が成長を維持している。足元では主力業態の食品スーパー、ドラッグストアの既存店売上高が伸長。売上高に相当する連結営業収益は、２０２４年３月期まで29年連続の増収で過去最高を更新した。27年３月期を最終年度とする新中期経営計画の営業収益は９１００億円を計画。24年３月期比で12・７％増やす。関西地方での新店など向こう３年の成長投資に１千億円（前中計比で１５０億円増）を振り向け、事業基盤を強化。30年３月期の営業収益は１兆円を目指す。
