ネイルアーティストの地位向上! レディー•ガガやビヨンセを顧客に持つ日本人セレブリティーネイルアーティストが語る業界改革

AI要約

MIHOは東京でのネイルアーティストとしてのキャリアを経て、ロサンゼルスでの挑戦を始めた。

彼女は独立後、セレブのネイルを手がける中で次第に評判を広げ、ポジションを確立していった。

MIHOは雑誌や広告撮影においても活躍し、ギャラゼロからのスタートでキャリアを積み上げていった。

ネイルアーティストの地位向上! レディー•ガガやビヨンセを顧客に持つ日本人セレブリティーネイルアーティストが語る業界改革

ロサンゼルスを拠点に活動する日本人ネイルアーティストのMIHO。レディー•ガガやビヨンセをはじめとする一流アーティストのネイルを手がける。東京で勤めていたネイルサロンの海外進出に伴い渡米、その後そのままロサンゼルスで独立した。独立後は、セレブの急な依頼にも答えられる体制を整え、多くのセレブを顧客に抱える。雑誌や広告撮影は”ギャラ0”で数をこなした下積み時代を経て、今では撮影で「MIHOに言ったらなんとかなる」と言われるポジションになりつつある。そんな彼女がロサンゼルスを拠点に挑戦を続けてきた中で目指した “ネイルアーティストの地位向上”とは何か。

WWD:ロサンゼルスでネイルアーティストとなったきっかけを教えてください。

MIHO:専門学校卒業後は東京のネイルサロンに勤めていたのですが、そのサロンの海外出店がきっかけです。元々、海外でネイルアーティストになるのを志していた訳ではないのですが、ロサンゼルス店の立ち上げメンバーに指名された時に勢いで挑戦することにしました。東京のサロンに勤めていて自分の伸びしろの限界を感じていたし、「ロサンゼルスでオープンって超未知じゃん!」と思って飛び込みました。その立ち上げたサロンが目立つストリートに出店したことや、当時日本のネイルアートが注目され始めていたことが追い風となって口コミが広がり、セレブリティーたちが来店してくれるようになりました。最初はケシャ(Ke$ha)やカイリー•ジェンナー(Kylie Jenner)等が来てくれたかな。そこで2年ほど働いた後に、「人生1回しかないし、自分の実力を試してみたい!」と思ってそのままロサンゼルスで独立したのですが、引き続き自分の店に来てくれるお客さまがいて嬉しかったのを覚えています。

ギャラ“0”から積み上げたキャリアでレディー•ガガのMV撮影に携わる

WWD:雑誌や広告撮影などの仕事にはどのように結びついていったのですか?