シャープ EV試作モデル「LDK＋」公開 65インチディスプレー搭載で車内をもう一つの部屋に
AI要約
シャープは17日、東京で開かれた技術展示会で、リビングルームの拡張空間をテーマにした電気自動車の試作モデル「LDK＋」を公開した。
車内には65インチの液晶ディスプレーが搭載されており、自宅駐車場にあるEVを活用することを想定している。
「LDK＋」は、シャープの最新技術を搭載し、数年後の市販を目指しているワンボックスタイプのEVだ。
シャープは17日、技術展示会「SHARP Tech―Day（シャープ・テックデイ）」を東京都内で開き、「リビングルームの拡張空間」をテーマとした電気自動車（EV）の試作モデル「LDK＋」を公開した。
車内には65インチの液晶ディスプレーが搭載されており、映画鑑賞や在宅ワークなど、自宅駐車場にあるEVをもう一つの部屋として活用することを想定する。同社は市販時期について「数年後を一つのめどとして進めたい」としている。
「LDK＋」は、全長約5メートルのワンボックスタイプ。ペロブスカイト太陽電池や空気清浄機、人工知能（AI）による家電連携など、シャープが持つ最新技術を搭載することを目指す。
親会社の鴻海（ホンハイ）精密工業のEVプラットフォームを活用し、シャープが企画・開発する。
18日まで東京国際フォーラムで開催中の「SHARP Tech―Day」で展示している。（桑島浩任）
