「本当に免許もってる!?」「それがカッコイイと思ってる?」と車内で絶叫必至! 他人を超絶イラつかせる運転にもの申す!!

AI要約

1980年代、ヘビメタファッションに理解できなかった筆者が成長し、多様性を受け入れるようになった。

高速道路でのドライバーに対する怒りが続いているが、事故を避けるためには冷静さを保つことが重要である。

ライトを点灯しないドライバーや新しい世代のクルマでのライト操作に対する疑問や怒りを抱えている。

「本当に免許もってる!?」「それがカッコイイと思ってる?」と車内で絶叫必至! 他人を超絶イラつかせる運転にもの申す!!

 お若い方はご存じないかもしれないが、筆者がまだ若者だった1980年代は、街なかで「ヘビメタな人」を見かける機会がいまよりも多かった。そして筆者は、ヘビメタな人のファッションセンスがまったく理解できなかった。

 なかでもとりわけ理解不能だったのが「1970年代のサーファーガール風段付きロングヘアに、ピチピチのジーパンを合わせたヘビメタ男性」だ。

 あのスタイルも「白人系の長身脚長イケメン兄さん」がやればなかなかに見られるのだが、いってはなんだが胴長短足大顔である場合が多い我々がやると、かなり悲惨な結果になってしまう。

「それなのに、彼らはなぜアレをやるのか?」

 若き日の筆者はそこが理解できなかったし、理解できないばかりか、憎んでもいた。「街なかでいきなりヘンなモノを見せられたくない!」という思いからの憎しみだった。

 だが、ある年のある日、憎しみはきれいさっぱり消え失せた。

 きっかけは覚えていないが、「とにかく世のなかにはいろいろな人がいる」という、いまでいうダイバーシティ意識のようなものがストンと音を立てて腹に落ち、ヘビメタな人のファッションがまったく気にならなくなったのだ。

 人はそれを「成長」と呼ぶのかもしれない。確かに私は成長した。いろいろなことで、むやみには怒らなくなった。

 だが、高速道路ではいまも、我ながらどうかと思うぐらい怒り続けている。そこに関してはまったく成長していない。

 まずはアレだ、「追い越し車線をいつまでもちんたら走っているドライバー」だ。

 いや、筆者も血気盛んだった若者時代などとうの昔に終わっているため、いまさら高速道路をかっ飛ばしたいなどとは毛頭思っていない。だが「(空いているのであれば)快適なペースで快調に走り続けたい」とは思うわけで、そんなとき、追い越し車線に(空いているのに)80km/hとか90km/hで延々と居座り続けるドライバーに遭遇すると、正直怒りを覚える次第だ。

 とはいえ実力行使に出るわけにもいかないため、「ゆっくり走るのは勝手だし、俺も比較的ゆっくりめに走っているが、ゆっくり走りてえなら左の車線を走れ!」と(心のなかで)一度絶叫したうえで、そのことは忘れるようにしている。なぜならば、いつまでも怒っていると、今度は自分が事故を起こしてしまうリスクが増すからである。

 そのほかでは、「トンネル内でライトを点灯させないドライバー」に遭遇してしまったときも、猛烈な怒りを抑えるのに苦労している。

 あれは「大丈夫、俺は見えてるから」という理由でライトを点灯していないのだと推測されるが、トンネル内や夜間のヘッドライトとは、「見るため」と同時に「見られるため」にも点灯させるものであることを、あのうつけどもはわかっていない。これも「うつけが! どこか人里離れたところで自爆してしまえ!」と心のなかで絶叫して忘れるようにはしているのだが、あれは何なんですか? 最近のクルマはヘッドライトOFFのときもメーターパネルがキラキラしてるから、ライト不点灯であることに気づかないんですかね?

 あとよくわからないのが、けっこう新しい世代のクルマなのに、トンネル内とかでライトが点いてないやつ。ええと、あの世代だったらヘッドライトはAUTOのはずだから、わざわざOFFってるんすかね? それとも、微妙に2020年4月よりも前に売られたクルマなのかな?(※新保安基準で乗用車新車のオートライト機能の手動によるON・OFF機能がなくなったのは2020年4月から)