8月の中国消費2.1%増に減速 内需の不振続き、停滞感が強まる

AI要約

8月の消費動向を示す小売売上高は前年同月比で2.1%増となり、伸び率は7月より0.6ポイント減速した。

工業生産の伸び率は4.5%にとどまり、1~8月の工場などへの固定資産投資は前年同期比で3.4%増加したが、不動産開発投資は10.2%減少した。

中国経済は消費不振や内需低迷により景気の停滞感が強まっている。

 【北京共同】中国国家統計局が14日発表した8月の消費動向を示す小売売上高は前年同月比で2.1%増となった。伸び率は7月より0.6ポイント減速した。中国経済は消費などの内需不振が足を引っ張り、景気の停滞感が強まっている。

 8月の工業生産の伸び率も4.5%にとどまった。7月より0.6ポイント低下した。

 1~8月の工場などへの固定資産投資は前年同期比で3.4%増えた。1~7月より0.2ポイント減速した。うち不動産開発投資は10.2%減少した。減少幅は横ばいだった。