世界限定1935本 日本の美意識“侘び寂び”を思わせるグレード5チタンケースのツールウオッチが完成
ロンジンは190年以上の歴史を持つ新作時計「ロンジン パイロット マジェテック パイオニア エディション」を発表。価格は74万3600円(税込)で、世界1935本限定生産。
新作時計はグレード5チタンをケースに採用し、ブラック&グレーで統一したデザイン。10気圧防水やパワーリザーブ約72時間など高機能な仕様を備える。
限定生産の「ロンジン パイロット マジェテック パイオニア エディション」は特製ヘリテージボックスが付属し、世界中で大きな注目を集めている。
創業から190年以上の歴史をもつ【ロンジン(LONGINES)】が最新作を発表した。「ロンジン パイロット マジェテック パイオニア エディション」の価格は74万3600円(税込)で、世界1935本限定生産となる。
2023年に誕生した「ロンジン パイロット マジェテック」は、1935年の歴史的航空時計の復刻モデルとして大きな注目を集めた一本。その新たなバリエーションとして登場した最新作「ロンジン パイロット マジェテック パイオニア エディション」は、ケースに軽量かつ強靭で高硬度、さらに耐食性、耐磁性、低アレルギー性といった多くの優れた特性を持つグレード5チタンを採用した点が最大の特徴だ。
グレイン加工を施したマットブラックの文字盤には、グレーのアラビア数字インデックスとバトン針をセット。グレード5チタン特有の深みのある光沢を放つクッション型ケースにブラックのファブリックストラップを装着するなど、ケースからストラップまでブラック&グレーで統一した落ち着いた色合いは、日本の美意識である“侘び寂び”を想起させる。
10気圧防水を確保する双方向回転ベゼルと、夜光塗料が塗布されたスタート時刻を示す可動性トライアングルマーカーは、既存モデルと同じ。1935年発表のオリジナルモデルでは、ベゼルとマーカーを備えた風防のガラスが一体となり回転する構造を採用していた。しかし、現代版の「ロンジン パイロット マジェテック」では可動トライアングルマーカーを固定されたサファイアクリスタルと文字盤の間に配置する設計に変更。これにより、防水性能を一層高めている。
時計の心臓部には約72時間パワーリザーブを誇る自動巻きキャリバーL893.6を搭載。シリコン製ヒゲゼンマイをはじめとする革新的なパーツを使用しており、ISO 764規格を大幅に超える高い耐磁性を確保している。さらにケーシング状態でのCOSCクロノメーター認定を受けており、その精度と信頼性も大きな魅力となっている。
「ロンジン パイロット マジェテック パイオニア エディション」は、特製ヘリテージボックスが付属し、1935年の誕生年にちなんで世界1935本の限定生産。この希少なツールウオッチは、世界で争奪戦が繰り広げられるに違いない。
Ref.L2.838.1.53.2
74万3600円
スペック:自動巻き(Cal.L893.6)、毎時2万5200振動、約72時間パワーリザーブ。グレード5チタンケース、テクニカルファブリックストラップ。サファイアクリスタル風防(両面多層反射防止加工)。直径43mm、厚さ13.3mm。10気圧防水。世界限定1935本。
※価格は記事公開時点の税込価格です。