【ブランパン新作】クラシックなコレクションに人気色・グリーン文字盤を採用　トゥールビヨンなど4モデル

スイスの高級時計ブランド“ブランパン”は、人気のグリーンをベースにデザインした“ヴィルレ”コレクションを発表。ウルトラスリム、コンプリートカレンダー、デイトムーンフェイズ、トゥールビヨン カルーセルの4モデルが揃う。

新作4モデルのベースカラーであるグリーンは、アトリエが位置するル・ブラッシュ（スイス）のジュウ渓谷のモミの森からインスピーレーションを受けた。ヴィルレ コレクションは、ブランパンのエレガンスの代名詞でもあり、ピュアなラインと洗練されたムーヴメントが特徴。サンレイ仕上げを施したグリーンの文字盤に、18Kレッドゴールドの“ダブルステップ・ベゼル”のケースを組み合わせており、コントラストが映えるデザインになっている。

時分秒針と3時位置のデイト表示のみのシンプルな“ヴィルレ ウルトラスリム”は、グリーンの文字盤が際立つデザイン。搭載するムーヴメント“Cal.1151”は厚さが3.37mmと薄型で、ケース厚も8.7mmとスリムな形状だが、二つの香箱により4日間のパワーリザーブを実現している。

ブランパンを象徴する“ムーンフェイズ”を搭載した“ヴィルレ デイトムーンフェイズ”は、ムーンフェイズインジケーターと日付けを表示するサークル（インデックスの内側）と先端が三日月の形をした針を組み合わせたポインターデイトを組み合わせたモデル。文字盤のインデックス（12、3、6、9時位置を除く）やケースには、星空を連想させる1ctのブリリアントカットダイヤモンドをあしらっており、文字盤のカラーと色味を合わせたグリーンのベルトがデザインに統一感をもたらしている。ムーヴメントは自動巻きの“Cal.913QL.P”を搭載。

また、“ヴィルレ コンプリートカレンダー”は、コンプリートカレンダーとムーンフェイズ機能を融合させたコンプリケーションモデルだ。文字盤のサークルで日付、専用窓で曜日と月を表示する。搭載する“Cal.6654”は、複雑なカレンダー機構を確実に保護し、指で押すだけでカレンダー表示を調整できるブランパンの特許技術“アンダーラグ・コレクター”を採用することで、いつでもカレンダーの調整を行える。

このほか、重力がムーヴメントに与える影響を軽減させるための二大機構であるトゥールビヨンとカルーセルを組み合わせた“ヴィルレ トゥールビヨン カルーセル”も揃う。2013年に世界で初めて公開された“ヴィルレ トゥールビヨン カルーセル”は、“Cal.2322”を搭載し、12時位置にフライング トゥールビヨン、6時位置にフライング カルーセルの二つの調速機構を備える複雑な機械式時計の傑作だ。

本モデルには、“ディファレンシャル機構”により、連結された二つの調速機構の回転速度を均等に時間表示へ伝達する。これにより、連結させた二つのキャリッジが独立して回転し、二つの香箱を同時に巻き上げるうえ、外側に備えた巻き上げリューズが均等な巻き上げを保証する。7日間ものパワーリザーブを備え、サファイアクリスタル製ケースバックからパワーリザーブのインジケーターを読み取ることができる。