社長の「分身」、社員に助言 AI活用で ノジマ

AI要約

家電量販店大手ノジマは13日、生成AI技術を活用し、社内向けアプリを開発したことを発表。

野島広司社長の「分身」が登場し、従業員に助言するAIを導入。

AIは野島氏の発言や著書を学習し、経営哲学に基づくアドバイスを提供する。

社長の「分身」、社員に助言 AI活用で ノジマ

 家電量販店大手ノジマは13日、生成AI(人工知能)技術を活用し、創業一族である野島広司社長の「分身」が登場する社内向けアプリを開発したと発表した。

 野島氏の発言や著書を学習したAIが、従業員に助言する。スマートフォンやパソコンを通じ、トップの経営哲学に接することができるようにするのが狙い。

 ソフトウエア開発のハピネスプラネット(東京)が提供する生成AIサービスに、野島氏の著書や過去の講演内容を組み込んだ。「他店との価格競争が激しい。地域一番店を目指すには」と打ち込むと、「お客さまの立場に立つ」などという長文の回答が20秒足らずで生成され、出典も明記される。