アップル、AI搭載iPhone16発表 クック氏「新時代幕開け」

AI要約

米アップルが新型スマートフォン「iPhone16」を発表。生成AI機能搭載のA18半導体を搭載し、アップルインテリジェンス向けに設計された次世代iPhone。

アップルインテリジェンスの試験版は米国英語版が10月に利用可能になり、他の地域で話されている英語に対応したバージョンが12月に利用可能に。さらに来年にはさまざまな言語で利用可能となる。

価格はiPhone16が799ドルから。また、高速な半導体を搭載したiPhone16Proシリーズや新型アップルウオッチも発表された。

アップル、AI搭載iPhone16発表 クック氏「新時代幕開け」

Max A. Cherney Kenrick Cai

[クパチーノ(米カリフォルニア州) 9日 ロイター] - 米アップルは9日、生成AI(人工知能)機能を搭載した新型スマートフォン「iPhone16」を発表した。

iPhone16は新型半導体「A18」を搭載。ティム・クック最高経営責任者(CEO)は「この次世代iPhoneは、当初から(生成AIである)アップルインテリジェンス向けに設計されている。刺激的な新時代の幕開けになる」と語った。

アップルインテリジェンスの試験版は、米国英語版が10月に利用可能になる。その他の地域で話されている英語に対応したバージョンが12月に利用可能になり、来年には中国語、フランス語、日本語、スペイン語などの言語で利用可能になる。

価格はiPhone16が799ドルから、iPhone16Plusが899ドルから。

このほか、一段と高速な半導体「A18Pro」を搭載した「iPhone16Pro」と「iPhone16ProMax」も発表。価格はiPhone16Proが999ドルから、iPhone16ProMaxが1199ドルから。

アップルはまた、腕時計型端末「アップルウオッチ」の新機種「シリーズ10」も発表。これまでの機種より薄型で、画面は最大30%大きい。睡眠時無呼吸症などの長期的な健康問題の発見のほか、転倒などの緊急事態の検知と対応など、スポーツや健康問題に関する機能を拡充した。価格は399ドルから。