終活関連の鎌倉新書、株主還元を大幅拡充 配当性向100%も

AI要約

終活関連サービスを手掛ける鎌倉新書が株主還元を大幅拡充する方針を決定した。

2026年度までの中期経営計画期間中、配当性向は100%か1株当たり20円の低い方とする。

これまでの基本方針は「安定配当」であり、配当性向を維持してきたが、より具体的に明示する必要があると判断された。

Shinichi Uchida

[東京 12日 ロイター] - 終活関連サービスなどを手掛ける鎌倉新書は12日、株主還元を大幅拡充する方針を決めたと発表した。2026年度までの中期経営計画の期間中、配当性向100%か1株当たり20円のいずれか低い方とする。

鎌倉新書はこれまで「安定配当」を基本方針とし、おおむね配当性向20%を維持してきた。前年度には記念配を含め配当性向を28%に引き上げたものの、業績が堅調に推移する中で株価が下落しており、株主還元方針をより具体的に明示する必要があると判断したという。