三井物、自社株買いの上限を4000億円に倍増 期間も延長

AI要約

三井物産が自社株買いの取得枠拡大と期間延長を発表。

自社株買いの上限を4000億円に引き上げ、取得期間は来年2月28日まで。

変更の理由は株主還元の拡充と資本効率の向上を目指す。

三井物、自社株買いの上限を4000億円に倍増 期間も延長

Shiho Tanaka

[東京 11日 ロイター] - 三井物産は11日、実施している自社株買いの取得枠拡大と期間延長を発表した。自社株買いの上限を従来の2000億円(発行済み株式数の2.64%)から4000億円(同6.0%)に引き上げ、取得期間は来年2月28日まで(従来9月20日まで)とする。取得した全株式は3月5日に消却する。

同社は5月1日に、自社株買いとともに取得した全株式を10月1日に消却すると発表していた。9月20日までに取得した株式は予定通り10月1日に消却予定。

変更の理由は、株主還元のさらなる拡充および資本効率の向上のためとしている。